

信貴山 成福院は信貴山真言宗の大本山であり、信貴山内の中心に位置し、歴史伝統ある信貴山において近代的センスを兼ね備えた宿坊寺院です。
成福院「融通殿」には、後嵯峨天皇が御念持佛とされていました、諸々の願いを意のままに叶えて頂ける「如意宝珠(如意融通宝生尊)」をお祀りしており、また左脇侍に厄難消除の不動明王、右脇侍には立身出世の弘法大師をお祀りしております。


私たちが日頃「融通がつく」とか「融通がきいた」と申しますのは、この融通尊(如意融通宝生尊)から由来されております。
成福院の融通さま、後嵯峨天皇の御念持佛を下賜されたもので、至心に念ずればいかなる願いも叶えて下さいます。
○金運隆昌を融通
○勝運勝利を融通
○智慧学力を融通
○人徳愛嬌を融通
○良縁合縁を融通
○子宝安産を融通
○息災延命を融通
七福即生如意融通
毎年4月29日14時より 七福融通まつり

信貴山毘沙門天王のお姿は忿怒鬼王(ふんぬきおう)の尊顔にて、悪鬼邪鬼を払い、慈(いつく)しむ心の冑(かぶと)を被り、苦難に耐えれる鎧(よろい)を着し、左の手に宝塔をささげ、右の手には宝棒を持ち、足下に悪業煩悩の二鬼を踏み付けておられます。即ち、毘沙門天王は、信心する我ら衆生に対し、「自身に厳しさと慈しむ心を常に備え、いかなる苦難にも、引き下がること無く立ちむかいなさい」と、自らのお姿にて、表わされておられます。
そもそも、成福院の如意融通尊(如意宝殊)は毘沙門天王が左手に棒げられる宝塔の内に有り無量無辺の功徳を蓄えられ、右手に持たれる宝棒は如意宝殊の棒と名づけられ、無量の財宝を涌出する、と謂われております。...『融通さんは毘沙門さんのお財布』
成福院では融通殿にて毘沙門天護摩を修し、融通尊のお姿である宝珠法を日々怠ること無く、ご祈念いたしており、成福院中枢部である尊天堂(通称天堂)におきましても毘沙門尊天法を不断行にて、国家安穏、信者各位の家門隆昌、子孫長久、息災延命をご祈念させて頂いております。


成福院融通殿右側道、四国八十八札所霊場お砂踏を進みますと正面に三福神堂がございます。
成福院三福神堂には、財運と芸事を司る弁財天を本尊として、左脇侍に福運と豊作の大黒天、右脇侍には開運と大漁の恵美酒太神をおまつりしております。


昔より大切なお金のことを「寅の子」と云います。
成福院の修行大師は別名「寅大師」と言われ、修行大師の傍らに「撫で寅」があり、足を撫でれば出ていったお金が直ぐもどる、頭を撫でてはボケ封じ、牙を撫でては立身出世、尻尾を撫でては延命長寿のご利益があります。


成福院表門より入って左にある祠です。
鎮宅霊符神は、古代中国では北斗七星を神格化した宇宙の護法神とし、密教では妙見菩薩に例え、吉凶災福や大富貴、子孫繁栄、方位を司る神としてご利益があります。
鎮宅霊符神回年祭 毎年5月12日19時30分より


成福院融通殿地下修行霊場には四国八十八札所霊場、西国三十三観音札所霊場の身代わり本尊さまをご安置しております。
修行霊場の中間には「一願成就」の「見かえり大師」さまが皆様をお迎えになられております。
成福院地下修行霊場では、毘沙門さま、融通さまにてご祈願をされました方々に、ご先祖さまに感謝し、家門安泰を願うべくご修行願います。

成福院には、堂本印象画伯の襖絵三十六面を初めとして榊莫山・中川一政・金田石城各先生の書。珍しいものでは、片岡鶴太郎初作の般若心経六曲屏風や陶芸家で人間国宝近藤悠三先生の作品を所蔵しております。
一般公開は秋頃に精進料理の味覚と法話を合せて企画いたしております。
お・た・の・し・み・に

